2023年8月導入

株式会社小田急ハウジング 様

人員が限られている中でも、お客様の希望する日程で見学いただけるというところが一番大きい効果です。

小田急ハウジングは、1972年12月1日設立。
「深く聴き、支え抜き、強く必要とされる人になる」ことを経営理念に、小田急電鉄沿線を中心に住宅事業を展開しています。
事業の形態としては、新築・リフォーム・ マンション管理の3つを軸にしている会社です。

当社はモデルハウスを常に持っている会社ではないのですが、ただ改めてフラッグシップというか、今回は「うちの建物はこれですよ」というものを建てました。
せっかく建てたモデルハウスを出来るだけ多くの方に見ていただきたい。でも案内する人員には限りがある。
そういった時に、担当者が立ち会わなくてもお客様のご希望日にご予約をいただけて ご見学いただける『スマートモデルハウス』がかなり役に立っています。

エリア| 小田急電鉄沿線を中心とした東京都・神奈川県

導入にあたって期待していたこととは?

最近の傾向としては、モデルハウスやイベントに参加せずに住宅を検討するお客様が増えてきている印象を持っていました。

その中で営業が立ち会わなくてもモデルハウスを見学いただける機会ができる、ということをまず期待していました。


期待に応えられていますか?

お客様のご都合で見ていただけるというところに大きな期待を持っていましたので満足しています。それと限られた人員、営業スタッフの中で臨機応変にモデル見学に対応できるようになったというのが一番大きな効果ですね。

 以前のモデルハウスの運営の仕方は、営業スタッフが立ち会ってご案内をしていましたが、その方法では営業スタッフのスケジュール調整などが難しいことがありました。例えば週末などは終日、朝から夕方まで現地で待機しているスタッフを置かないといけないなど、人的な課題もありましたが解消できましたね。

 また、立ち会いの場合にはお客様側で心理的なハードルがやはりあるようで、現地見学からなかなか情報を取得できない課題もありました。
その点でもハードルを下げられていると思っています。



セルフ見学で気をつけていることは?

 通常の接客と違うのは、やはり無人モデルというのを意識した時に、まずどういう建物なのかということをどう伝えるかですね。

 今回のモデルハウスは、地震に強い・耐震性が高い上に室内は大空間を実現できる「SE構法」という構法で建てています。一番アピールしたい特徴は、2階にリビングを設け、LDKをより広く見せるために勾配天井にしたところです。あとは動線の使い勝手が良いことや、様々な使い方ができるユーティリティースペースをどう伝えるかというのを念頭に置いて、「見どころ動画」を作成しました。


見てもらいたいところを見てもらうために。

 見てもらいたいアピールポイントの多くが2階に集結していましたので、そこへどのように導いていくのか、その導線設計を工夫しています。玄関に入ったすぐのシューズボックスの上には、セットになっているスマートスピーカーのアレクサが設置してあります。アレクサに声をかけてもらえれば、アレクサから案内の音声が流れて2階へ誘導してくれるのですが、声をかけてもらうための案内ポップについても試行錯誤しました。
 アレクサは、呼びかけにほんの少しコツがいるというか、慣れていないと「句読点」が抜けてしまうんですよね。「アレクサただいま」と読点を抜かして話しかけてしまうと理解してくれないことがたびたびありましたので、ポップにはあえてアレクサとただいまの間に「・」を入れて、その下には【「アレクサ」と呼んで青く光った後、「ただいま」とお声がけください】という補足を入れています。

 ちゃんと話しかけてもらえれば、アレクサが2階に案内してくれます。そして、2階に上がってくる時間を予め想定して次のアクションとしてテレビで動画を再生させるようにしました。

 そうすると、お客様は少し未来感も体感しつつ楽しみながら、かつ私たちが次に見てもらいたい動画(小田急ハウジングの紹介やSE構法の紹介、セルフ見学の仕方、注意事項など)を視聴することでスムーズに見学して頂けます。


 その後は、それぞれのポイントでアプリの見どころ動画を見てもらえれば、きっとこの家を気に入ってもらえるだろうという自信はありました。


 「ありました」というのも、今回建築したスマートモデルハウス、実は既に購入希望のお客様との商談が進んでいるんですよね。これも成果だと思っています。


どんな会社に向いているサービスだと思いますか?

 やはり、どちらかというと街角にモデルハウスを構えていて、営業スタッフなどの人員も限られていて、そのなかでも上手く回していかないといけないですよね、という会社には非常にマッチするのではないかと思います。

 モデルハウスを見るということは、お客様の中にもそれぞれ色々な形でハードルのようなものがあると思うんです。その1つのハードルを少しでも低いものとして繋げていけるので、お客様のためにもあった方がいいものだと思います。


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